院長 羽田 雅夫
(はだ まさお)
私は霊峰富士が日本一美しい町、山梨県富士吉田に続く医家の家系に生まれました。中学校から東京で過ごしておりますが、いまでも富士山は私の中で大変偉大な存在であり、拠り所となっていることを度々実感致します。
ありがたいことに、母校の東京医科大学でも、卒業後の臨床研修を行った東京警察病院でも、仲間に恵まれ充実した生活を送ることができました。幼い子供達と身重の妻と一緒にボストンに渡り、留学生活を送った経験も、その後の医師生活や人生観に大きな影響を与えました。特に異国の地で孤軍奮闘してくれた妻には感謝してもしきれません。
勤務医時代は一般内科に幅広く従事する一方、血液凝固学の研究、血友病やHIV感染症の研究と治療、臨床検査の精度管理や開発に関わりました。特に難病の治療や研究においては、患者さんのご家族や周囲の方々の協力はとても大きいものであり、コミュニテイの力というものを何度も目の当たりに致しました。そうした経験の積み重ねと、地域医療に携わっていた父や祖父の影響も大いにあり、患者さんを包括的に診療したいとの思いから、1990年に開業に至りました。
私自身に感謝すべき家族や友人があり、拠り所とする故郷があるのと同様、皆様にも大切な存在がおありになることと思います。皆様が大切にされているご家族やご友人と共に、心身ともにお健やかな生活を送れますよう、精一杯サポートさせて頂きます。
略歴
- 東京医科大学卒業
- 東京警察病院に内科系研修医として勤務
- 東京医科大学大学院入学、臨床検査医学科入局
- 同大学院修了
- 米国マサチューセッツ州(ボストン)ハーバード大学Beth Israel Hospitalに留学
- 東京医科大学臨床検査医学科退職、羽田内科医院を開業し現在に至る
所属学会など
- 世田谷区医師会会員
- 医学博士
- 日本臨床検査医学会功労会員
- 日本臨床検査医医学会認定 臨床検査専門医
- 日本血液学会認定 血液専門医
- 日本血液学会認定 血液指導医
- 日本医師会認定産業医
副院長 古賀 南欧子
(こが なおこ)
患者さんから『南欧子先生はヨーロッパでお生まれになったのですか?』と声をかけていただくことがしばしばあります。
生まれは東京ですが、名前に込められた両親の思いがそうさせるのか、なんとなく幼い頃から外国に目が向くことが多かったような気がします。『将来は、外国でもできて人の役に立てる仕事に就きたい』と思ううち、医師もそれを叶えられる職業の一つだと考えるようになりました。
私の医師としての海外での活動は1年弱ではありましたが、その間に、当時まだ日本で認知度の低かった『総合診療』『家庭医療』を米国で学ぶことができました。「一人の患者さんの健康トラブルを解決するには、その人の背景にある家庭を理解する必要があり、さらにその背景にある地域を理解する必要がある」という米国の家庭医学教育に心から共感し、是非これを日本でも実践したいと思うに至りました。
また、妊娠出産という女性特有のライフイベントや、子育てを経験することで、健康問題や社会問題に関しての視点も変化しました。
大学院での研究テーマであった、漢方と香りの研究から派生して、栄養学、アロマテラピー、アーユルヴェーダ、鍼灸等、代替医療への関心を深く持っています。西洋医学で説明のつかない症状はたくさんありますが、それらは代替医療で補完できる場合もあります。代替医療は玉石混交で、中には試すに値しないものが存在するのも事実です。従来の西洋医学についても、代替医療につきましても、どうぞお気兼ねなくご相談頂けますと幸いです。
現代の医学の限界から、完全に解決することができない、とお伝えせざるを得ないこともあります。その場合でも、症状との付き合い方や病院のかかり方について、患者さんにご納得いただけるまで説明することを大切にしています。その場限りの対応ではなく、その患者さんが抱えている根本の問題に寄り添えるよう、なるべくじっくりお一人お一人のお話を伺いたいと思っています。
略歴
- 東京医科大学卒業
- 順天堂大学医学部附属順天堂医院臨床研修課程を修了
- 順天堂大学医学部総合診療科助教
- 米国シアトル留学
(Swedish Medical Center Family Practice、University of Washington Harborview Medical Center Women’Health) - 順天堂大学大学院修了
- 順天堂大学医学部総合診療科非常勤助教
所属学会など
- 世田谷区医師会員
- 医学博士
- 日本内科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本医師会認定産業医
- 順天堂大学漢方先端臨床医学非常勤講師
副院長 羽田 晋之介
(はだ しんのすけ)
当院では毎週火曜日午後に、予約制でエコー下治療・再生医療・スポーツ診療を専門とした整形外科診療を行っております。 「整形外科と言えば湿布・痛み止め・安静、それか手術」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、時代は変わりつつあります。エコー下治療や再生医療のひとつであるPRP(多血小板血漿)療法などの医療技術を駆使することにより、そんな従来の整形外科のイメージと一線を画した治療が進歩してきています。
レントゲンやMRI上で異常がないと言われたにも関わらず、症状が長引いてしまっている、もう一度痛みの原因を突き止めたい、手術以外での方法で何とかしたい、どうにか目標の日に間に合わせたいといった場面などでお役に立てれば幸いです。日夜研究を重ね、磨いてきた治療技術で、わずかばかり皆さまの人生が明るくなるお手伝いが出来れば幸いです。
略歴
- 東邦大学医学部卒業
- 順天堂大学医学部附属順天堂医院 初期臨床研修修了
- 順天堂大学整形外科・スポーツ診療科
- 羽田内科医院非常勤医師
- 順天堂大学大学院博士課程修了
- 東京労災病院整形外科 副部長
- 順天堂大学整形外科・スポーツ診療科 助教
専門分野
- スポーツ医学、エコー下治療、再生医療、関節鏡下手術
所属学会など
- 医学博士
- 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
- 日本再生医療学会認定 再生医療専門医
- 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
- 総合格闘技「RIZIN」医療部副部長
- 2013-23 ラグビー「横浜キヤノンイーグルス」チームドクター
非常勤医師 羽田 恵
(はだ めぐみ)
略歴
- 東邦大学医学部を卒業し、研修医課程を修了
- 順天堂大学糖尿病内分泌内科
- 羽田内科医院非常勤医師
- 都立駒込病院糖尿病・内分泌内科
所属学会など
- 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医